北部九州の縄文遺跡(2) 玄界灘の岸辺と遠賀川流域を訪ねる

日本ケルト協会 縄文街道シリーズN0.9

北部九州の縄文遺跡(2)
玄界灘の岸辺と遠賀川流域を訪ねる
 (博多駅発着)

《遠賀川流域の貝塚群》
玄界灘沿岸鄙から遠賀川流域・洞海湾奥部は九州における貝塚の密集地の一つです。特に遠賀川流域は古遠賀湾と呼ばれている内湾が深く入り込み、洞海湾も同様に現在よりもはるかに奥まで湾入していました。その縁辺部に15ヶ所前後の貝塚が形成されています。
ご参考までに貝塚名を挙げると次のような貝塚です。洞海湾側には黒崎・柳原・陣の原・永犬丸貝塚があり、遠賀川河口部には山鹿・夏丼ヶ浜貝塚があり、湾内の中位には鬼津・三ツ頭・虫生津・古月貝塚があり、湾奥部には新延・光田・寿命貝塚・楠橋・天神橋貝塚があります。最深部にあ
る天神橋貝塚は河口より直線距離にして約16 kmも入り込んでいます。また。西にある矢矧川の東岸には榎坂貝塚があります。これらの貝塚は前期から晩期にかけて形成された貝塚であり、各時期にわたっているので古遠賀湾の変遷や環境による生業の違いが把握できます。
今回の見学は、宗像市神湊に所在する浜宮貝塚(古墳時代)から始め、玄海町にある上八(鐘崎)貝塚(縄文時代後期)、山鹿貝塚(前期~後期)、黒崎貝塚(後期)、新延貝塚(縄文時代前期’~後期)の現地と資料館の出土遺物を見学、また、途中にある飯塚博物館や王塚古墳の資料
館も見学します。この機会にぜひ皆さまのご参加をお待ちいたしております。
《スケジュール》

 日  月  行程
 5月27日(日)  博多駅・筑紫口発 9:00→ 浜宮貝塚(玄海町)→上八貝塚(鐘ケ崎)→旧宗像歴史民俗資料館
(道の駅むなかた)→芦屋町歴史民俗資料館→山鹿貝塚(芦屋)→マリンテラスあしや(昼食)
→黒崎貝塚(黒崎)→飯塚市歴史資料館→王塚古墳・王塚装飾古墳館(桂川町)→鞍手町歴
史民俗資料館→新延貝塚(鞍手町)→ 博多駅18:30

※交通状況や天候によりスケジュールの変更を行う場合があります

 同 行 講 師  元福岡市教育委員会文化財部長山崎純男
 日    時  2017年5月27日(日)午前8時50分   博多駅筑紫口一大型バス駐車場集合
 参 加 費  一般14,800円  会員13,800円  (バス代、、昼食代、入場料、保険料などを含む)
 定    員  20名  (最少催行人員13名)
 企    画 日本ケルト協会     福岡市博多区麦野1-28-44 ☎ ・Fax 092-574-0331

◆旅行取り扱い㈱つくしの観光バス 福岡市中央区天神5-9-13-2F S 092-714-2110 担当・樋口
(福岡県知事登録国内旅行業者第3-498号)
◆予約・お問い合わせ日本ケルト協会事務局 http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtic.oE.jp