ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン

日本ケルト協会 ケルトセミナー 2022「ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン」法政大学名誉教授 結城英雄 氏

日本ケルト協会 ケルトセミナー 2022

「ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン」

法政大学名誉教授 結城英雄 氏

2022年9月25日(日)14:00~16:00 於)あいれふ講堂

■講師 法政大学名誉教授 結城英雄 氏

■内容
ジェイムズ・ジョイスの主要な作品は、短編集『ダブリンの市民』(1914)、自伝的小説『若い芸術家の肖像』(1916)、『オデュッセイア』を枠組みとした『ユリシーズ』(1922)、死と復活の俗謡を基にした『フィネガンズ・ウェイク』(1939) の四作。舞台はいずれも都市ダブリンです。ジョイスの文学に対する今日的な評価は、10ポンド紙幣に巧みに表象されています。『ダブリンの市民』を中心に、具体的な物語や場面を取りあげて、ジョイスの文学の広がりを読み取っていきます。

ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン

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吉津成久 重要文化財旧下関英国領事館 「英国・愛蘭文学サロン」 YouTube配信

吉津成久 重要文化財旧下関英国領事館 「英国・愛蘭文学サロン」YouTube配信

2015年から重要文化財旧下関英国領事館(下関市唐戸町)主催で2か月毎に開催されていた吉津成久・梅光学院大学名誉教授の「英国・愛蘭文学サロン」が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため1月18日(土)の第22回を最後に中断しています。過去の文学サロンのエッセンスを抽出して、新たな視点も交えて、3つの動画(各30分)にしてYouTubeで配信されています。3動画の共通テーマは「雪は天から送られたメッセージ」で、第1回と第2回はジェイムズ・ジョイスの「死せる人々」(The Dead) 、第3回はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「雪女」です。「死せる人々」については、2016年に吉津先生がケルト協会でお話しされたものとほぼ同じ内容です。現在、「旧下関英国領事館動画チャンネル」を通して視聴できます。文学サロンの第23回と第24回もYouTubeで配信されます。

  •  第23回:文学や映画における「橋」の役割 (その2)

~ ジェイムズ・ジョイスの絵本『猫と悪魔』における「橋」~ 

2020年10月17日(土)公開

  •  第24回:前編・後編: 遥かなる愛蘭(アイルランド)に思いを馳せて

~ ノーベル賞詩人シェイマス・ヒーニーとの出会いをもとに ~

2020年11月14日(土)公開

YouTube配信は初めての経験で、内容をはじめ、文言や音声などで不備な点が多々あるかと思いますが、視聴していただければ幸甚に存じます。(講師・談)