豊の国(大分県)のペトログラフ・ツアー

豊の国(大分県)のペトログラフ・ツアー
安心院米神山・宇佐神宮。真玉町猪群山ストーンサークル

NPO日本巨石文化研究所理事長武内 一忠氏
岩刻文字研究家と訪ねる、豊の国(大分)日帰りバスツア-
宇佐神宮を中心とした”豊の国”と呼ばれる大分県の巨石群を訪ねます。

スケジュール
9:00出発博多駅-別府-安心院-宇佐神宮-昼食12:30-真玉町
-飯牟礼神社-海岸列石遺跡-博多駅20:00着

黄金と生命とケルトの自然観 ~時間と錬金の人類史~

黄金と生命とケルトの自然観
~時間と錬金の人類史~

◎4月のケルトセミナーに続く第2弾!

多摩美術大学教授 鶴岡真弓 氏

 癒しに通じる自然観で知られる、ケルト・北欧の神話の「剣」(黄金)は、じつは「生き物=生命」だったという話から起こして、壮大な人類の黄金ロードをしめしながら、私達人類の「黄金」の生命=時間を錬金してきた「心・知・技」の過去・現在・未来を描き出す。
講師の最新著書『黄金と生命』が講談社から発刊されたのを記念にお話いただきます。
尚、翌日、14日は鶴岡先生の最新刊をThe Celts(ザ・ケルツ)で著者と一緒に読み解く会を催します。詳細は下をご覧ください。

心地よい熊本で祖国アイルランドを思う

心地よい熊本で祖国アイルランドを思う

崇城大学教授 Peter Flaherty氏

 今年は日本・アイルランド外交樹立50周年の記念すべき年です。Peter Flaherty氏はアイルランド・ゴールウェイ出身。日本には35年間滞在されています。教授が生まれ育った(昭和22年頃)のアイルランド事情、魂に刻まれているケルト文化、今のアイルランドの状況、外交樹立50周年までの日本とアイルランドの交流史、「国際化」という荒波がもたらこと、或いは日本人にとってのケルト文化の魅力などー長期の日本滞在で考えられていることを、日常の雑感なども交えなが語っていただきます。

CARA第14号 2007年7月

会報誌cara第14号
会報誌cara第14号

■ケルト民族と映画
西村雄一郎
■二つの岸辺
~詩を通じてのアイルランドと日本
高橋睦郎

■うたわれるハイランド
~詩人ソーリーマクリーンの作品と生涯
小菅奎申

■ジュリアン・グラックと聖杯探究
~戯曲「漁夫王」をめぐって
有田忠郎

■ベケット生誕100周年記念講演会
壁の崩壊と不条理
~「ゴドーを待ちながら」の劇的空間と台詞から
徳永 哲

■会員投稿
限りなくケルト的な
島松和正
エヒテルナッハ修道院
有澤明子
日本ケルト協会発展のために
長野信行

■アイルランド通信
エンリ&純子


会報誌CARAバックナンバーご紹介

※購入をご希望の方は事務局にお問合せ下さい

ザ・チーフタンズの20世紀-あるいはアイルランド音楽と社会

ザ・チーフタンズの20世紀-あるいはアイルランド音楽と社会

翻訳家 茂木 健 氏

 1942年のクリスマス、四歳だったパディ・モローニが母にティン・ホイッスルを買ってもらった瞬間から、ザ・チーフタンズの歴史は刻まれはじめる。1959年の作曲家ジョーン・オ・リアダとの出会い、キョールトリ・クーランの結成と解散を経て、パディを中心に結成されたバンドがチーフタンズであり、以降、メンバーの交替はあっても、かれらは常にアイルランド音楽の最前線に立ち続けてきた。チーフタンズが出発した1960年代前半、アイルランド本国でさえ伝統音楽は都市住民を中心に蔑まれたており、鑑賞すべき作品としての伝統音楽の提示は、それだけでひとつの冒険だった。そのような時代から、『リバーダンス』や「イナバウアー」に至るまでの約半世紀の間には、いったいなにがあったのかパディ・モローニとチーフタンズの軌跡を再検証しながら、各時代のアイルランド音楽および社会を、実際の音源を通して概観してみようというのが今回の目論見です。

アーサー王伝説の剣と聖杯の世界史 ケルトとインド=ヨーロッパ語族の共通神話の視点からみる

アーサー王伝説の剣と聖杯の世界史
ケルトとインド=ヨーロッパ語族の共通神話の視点からみる

多摩美術大学教授 鶴岡真弓 氏

 アーサー王伝説の剣と聖杯には、ユーラシア大陸の東西に文明を築いた、ケルトを西の雄とするとインド=ヨーロッパ語族の共通神話と技術が反映しています。今回はケルト伝説のアーサー王伝説と北欧神話のジークフリート伝説とを主に比較しながら、剣=金属=黄金を「生きもの」と見なしてきた人々の自然観・生命観を明らかにしたいと思います。超自然的な力を持つ剣=金属=黄金を生み出してきた魔術師 即ちマリーンなどの役割にも焦点を当て、インド=ヨーロッパ語族に共通する黄金と金属の神話の核心と精神文化についてお話しいたします。
2007年4月下旬に10年ぶりの大著『黄金と生命』(講談社)刊行予定。今回のケルトセミナーのテーマはその本の先駆けたものになります。ご期待ください。a

語学講座2007

4月~7月
9月~12月

ゲール語(中級)

毎週第2土曜日 3ヶ月コース
翻訳家 平島直一郎氏
会場  NPOボランティア交流センター

アイリッシュダンス 3ヶ月講座2007

アイリッシュダンス 3ヶ月講座2007

2ダンスと指導力に定評のある、 宮澤紅子さんを毎回、東京からお招きして、毎月一回のワークショップで学びます。
その後それに準じた自主練習会で、毎月一回復習していきます。初めての方も気軽に、ご参加ください。その日から踊れるカントリーダンス系の2ハンドダンスやシンプルなグループダンスも交えて音楽に親しみながら進めていきます。
日本ケルト協会 事務局 Tel/Fax 092-574-0331
http://www.celtic.or.jp  keiko-y@celtic.or.jp
ダンス担当 浜口 090-2283-2559

自主練習会

基礎ステップの復習を中心に自主的な練習会を毎月一回予定しています。
会場/The Celts