輪読会 Deirdre of the Sorrows J.M.Synge
The Celts 会場
帝京大学助教授 木村俊幸氏
The Celts 会場
帝京大学助教授 木村俊幸氏
■日本とケルト
鎌田東二
■響きあうケルトと山陰の民俗~小泉八雲のケルト回帰をめぐって
小泉 凡
■アイルランドと日本
~明治・大正期に日本の人々は
アイルランドから何を学んだか
上野 格
■手にまつわる怪談
~ハーン、ルファニュ、モーパッサン
平川裕弘
■ケルト文明とローマ帝国
鶴岡真弓
■ケルト・アイリィシュ音楽とダンスのつどい
■ケルト世界への誘い
~ケルト・アイルランド文化の交流展
■ケルト映画祭
■日本ケルト協会の歩み
会報誌CARAバックナンバーご紹介
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2005年日本ケルト協会の歩み
定 例 会 | ||
1月16日 | ケルト文明とローマ帝国 | 立命大学教授 鶴岡 真弓氏 |
4月17日 | アイルランド独立運動とイェイツ | 初期「ケルトの薄明」の情調を読む 北九州大学助教授 木原 謙一氏 |
7月24日 | アーサー王物語の淵源をケルトに探る | アーサーとマーリン 中央大学教授 渡邊 浩司氏 |
9月 | アラン島と劇作家シング | 荒涼とした岩盤の島と海を舞台として 西南大学教授 古屋 靖二氏 |
12月18日 | W.B.イェイツ 「鷹の泉」とダンサー伊藤道郎 |
日本赤十字国際看護大学教授 徳永 哲氏 |
特 別 企 画 | ||
11月13日 | ペトロゲラフ探訪 (8) | 九州国立博物館と宝珠山・甘木・朝倉周辺のヘトログラフ見学 |
輪 読 会 | ||
毎週第1金曜日 | Riders to the Sea by J.M.Synge | The Celts |
毎月第2火曜日 | ケルズの書 バーナード・ミーハン著 |
The Celts |
アイリッシュダンス公開講座&自主練習会 | ||
1・4 ・6・7・10月 | 公開講座 | 中央体育館 |
5・6・8・9 11・12月 |
自主練習 | 中央体育館 |
語 学 講 座 | ||
4月~7月 | スコットランド ゲール語(初級者) | |
9月~12月 | ゲール語 | |
1月~3月 | ゲール語 |
定 例 会 | |||
4月18日 | ケルトと日本 | 京都造形大学教授 鎌田東二氏 | |
6月 | 響きあうケルトと山陰の民俗 |
島根女子短期大学助教授 小泉 凡氏 | |
9月 | アイルランドと日本 | 明治・大正期に日本の人々はアイルランドから何を学んだか 成城大学名誉教授 上野 格 氏 |
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11月 | 手にまつわる怪談 | ハーン、ルファニ、モーパッサン 東京大学名誉教授 平川 祐弘氏 |
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特 別 企 画 | |||
5月30日 | ケルト映画祭
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10月10日 | ケルト・アイリッシュ音楽とダンスの集い アクロス福岡円形ホール |
ライア、アイリシュハープ、フィドル、ホイッスル、バウロンなどの楽器を使った演奏、ゲール語の歌やアイリシュダンス講座の受講者によるダンスを披露。最後は満席の会場の方々もステージに上がってダンスを楽しんだ。 | |
10月13日~17日 | ケルト世界への誘い ケルト・アイルランド文化の交流 |
写真パネルによるケルト・アイルランド文化紹介、小泉八雲が博多を訪れた際の関係資料。松江・八雲記念館パネルを展示。レクチャー&ワークショップでは、カリグラフィー、タティングレース、アイリシュクロッシェ、ケルト圏を旅してのお話。 ケルズの書(復刻版)と解体したケルズの書を一堂に展示。世界でも例のない展示方法は圧巻だった。 |
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11月 | ペトログラフ探訪 (7) | 阿蘇・西原・山の神 ペトログラフサイト | |
アイリッシュダンス公開講座&自主練習会 | |||
2.4・6・8・10月 | 公開講座 | 中央体育館 | |
3・5・7・9月 | 自主練習 | 中央体育館 | |
語 学 講 座 | |||
4~7月 | スコットランド ゲール語 (初級者) |
中央市民センター | |
9月~12月 | ゲール語 中級 | 中央市民センター | |
1月~3月 | ゲール語 | 中央市民センター |
■ブリテン島の昔話・伝説とケルト文化
飯田 正美
筑紫女学院大、福岡女学院大非常勤講師
■かみ ひと かたち――その後
ケルトと出会って知る「異文化の出会いと再生」
大野 忠男・上野学園大教授
■アイルランドに魅せられて
横井 久美子・シンガーソングライター
■アイルランド演劇の現在(いま)
3人のM(マクドナ・マクファーソン・ミッチェル)を中心に
河野 賢司・九州産業大国際文化学部
同大学院国際文化研究科教授
■「ケルト」紀行シリーズ
エッセイスト 武部 好伸 会員
■ミュンヘン便り 「スイスのケルト」
植澤 晴夫 会員
■ドイツ語圏のケルトを訪ねて
長野 信行 会員
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■ケルト・アイルランドへの関心―
その映像的文化的性質と背後にあるもの
風呂本 武敏・愛知学院大教授
■アイルランド現代美術事情私見
神谷 徹・京都造形芸術大講師
■漂泊者ジョイスの<こころ>をさぐる
作品と妻ノーラとの関わりを通して
吉津 成久・梅光学院大教授
■ドラゴンと蛇
-ケルトと北欧神話から 九州の金印蛇紐まで
鶴岡 真弓・立命館大教授
■ウクライナからロシアへ
津田 道弘 会員
■あいるらんど通信~バブル崩壊
織田村 恭子 協力会員
[会員紹介]
養蜂家・吉森 康隆氏
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2月 | 会報誌『CARA』第10号発刊 A4版・42ページ | |||||||||||||||
4月6日 | 定例会 / 講演 「ブリテン島の昔話・伝説とケルト文化」 |
「巨人退治のジャック」やアーサー王、魔女などの伝説が色濃く残る南西部のコーンウォール地方。この地を中心に訪ね歩き、人々との交流の中で「ケルトの原初的なエネルギーを強く感じたのは、自然にそうなったのではなく、伝説を大切にし意識的にケルト文化を取り込んだ結果だろう」と、飯田正美さん(筑紫女学園大・福岡女子学院大非常勤講師)。
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4月20日 | 「ペトログラフの里シリーズ」 第6回 日帰りバスツアー |
今回は古代海洋民族が残したとみられる巨石遺跡を求めて、熊本県の天草へ。現地案内はNPO日本巨石文化研究所理事長・武内一忠氏。姫戸町(04年3月、3町と合併して上天草市に昇格)の矢岳山頂近くのドルメンは、長さ12mの巨石が支柱石に支えられて不安定な格好で斜面に鎮座。五和町の「鬼の碁盤石」と呼ばれる巨石は、周囲から磨製石器が出土。いずれも祭祀用か。 | ||||||||||||||
6月8日 | 定例会/講演 ケルトと出会って知る「異文化の出会いと再生」 |
講師は上野学園大教授・大野忠男氏。アイルランドの墓石の巴文様はキリスト教伝来とともに消え、潜行の形をとる。それが200~300年後に渡来したゲルマン的組紐文様に刺激されたのか、十字の交点に巴文様が復活。この「ルネッサンス」と呼べる現象について「文化の変革のために必要なこと」との考察を展開した。
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9月7日 | 定例会 / 講演と音楽「アイルランドに魅せられて」 | 「The town I love so well」(私の愛した街)に出会って以来、アイルランドに惹かれた、というシングソングライターの横井久美子さん。歌の世界は幅広く、女性、母親の視点で社会を直視し、いろんな出来事を歌にしている。オリジナルソングのほか、アイリッシュハープやギターを弾きながらアイルランドの魅力を語り歌った。ポーチェ・アンジェリカ時代の歌も披露。
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12月14日 | 定例会 / 講演 アイルランド演劇の今 3人のM (マクドナ、マクファーソン、ミッチェル) |
いずれも30代の若手劇作家。家族への愛憎と暴力、語りの妙が特徴のマクドナ。マクファーソンは酩酊と性的放縦の中に哀愁を漂わす。反英武力闘争を経て疎外感がにじむミッチェル。とくに前者二人の競い合いがこれから楽しみ、と河野賢司・九州産業大国際文化学部および同大学院国際文化研究科教授。2004年はジョイスの『ユリシーズ』公演100周年に当り、同国の演劇動向に注目が集まりそう。
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12月18日 | ケルト・アイリッシュ音楽祭~ カラン・ケイシー Karan Casey in 福岡
※NTT夢天神ホール
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アイルランドを代表する伝統音楽界の女性ヴォーカリスト。「ソーラス」に参加して実力をつけ、脱退後に制作した『シール・メディスン』が高い評価を得た。来日は2度目、九州は初公演。聴衆の心を暖かく包み込む表現力はさすがだった、と鑑賞者たち。 | ||||||||||||||
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■アイルランド ジャガ芋飢饉の悲劇
日本赤十字九州国際看護大教授
徳永 哲
■ケルトの愛の形
小辻 梅子 長崎県立大教授
■デァドラにまつわる自分史の中間報告
三宅 忠明・岡山県立大教授
■マン島とケルト
リチャード コーウィン・英国貿易促進事務所長
■夏期集中講座~イエィツの『鷹の泉』と『骨の夢』
徳永 哲・日本赤十字九州国際看護大教授
◆日本ケルト協会の歩みに寄せて
――1994~2001年の活動年表
■あいるらんど通信~イエーツ姉妹
津川 江利子さん
【会員紹介】
佐川 卓二・智子夫妻
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3月24日 | 特別企画 熊本県のペテログラフを訪ねて ~第5回 |
熊本先史岩石芸術協会の武内一忠会長の案内で、ケルトを想起させる熊本県の菊池川流域周辺の遺跡を見学。大津町無田原のストーンサークルはサイズ、素材とも似たものが文献によれば、ニューグレンジ古墳の基底部の遺構にある。また山鹿市のチブサン古墳などにある文様(三角、四角型を組み合わせたもの)もニューグレンジ古墳入り口などにある線刻に似ている。さらにアイルランドなどに残る古代のオガム文字に酷似した刻みがある石碑が建つ神社もあった。 | ||||
4月14日 | 定例会/ 講演 ケルト・アイルランドへの関心 その映像文化的性質とその背後にあるもの |
アイルランドには、文字から絵を組み立てるという知的な想像力を働かせてきた伝統がある。我々は『ケルズの書』に代表される視覚的なものに目を奪われがちだが、その背後にある言語的側面に目を向けて欲しい、と講師の愛知学院大の風呂本武敏教授。イェイツやワイルド、ジョイスら作家の作品や言動、それに古くから語り継がれ大衆に好まれた戯れ歌などを通して、特異性を発揮してきたケルト文化の優れた一面を紹介。
※2003年2月発行『CARA』10号に収録
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6月23日 | 定例会 / 講演 アイルランド現代美術事情私見 |
講師は神谷徹・京都造形芸術大講師。19世紀のケルティック・リバイバルでは、隆盛を極めたケルト紋様に再興のエネルギーはなく、権力と結びついていた絵画の題材がJ・B・イェーツ(詩人W・B・イェーツの弟)らによって民衆を対象にした作品を生み出し話題を呼んだ、と説明。アイルランド留学中に知り合った現代美術作家3人や日本の奈良美智、村上隆の作風を解説して現代美術の鑑賞法にも触れ、自分の感性で作品に真摯に対峙することの大切さを説いた。
※『CARA』10号に収録
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8月24日 | ケルト・アイリッシュ音楽祭 アルタン in 福岡 天神・スカラエスパシオ |
男性ダンサーのダン・ステイシーを伴って2年ぶり2度目の福岡公演。独特のギターやフィドルの音色、マレード・ニ・ウィニーの美しいヴォーカル――アイルランドの魅力がいっぱいの舞台は、400人を越す満員の観客席と一体になって盛り上がった。 | ||||
6月23日 | 定例会 / 講演 漂白者ジョイスの<こころ>をさぐる―作品と妻ノーラとの関わりを通して |
「終生、大陸を漂白しながらも、故国に文学の題材を求め続けたジョイスにとって妻ノーラは文学に無縁であるようで、実はジョイス文学の核となる『母なるアイルランド』そのもであり、先祖ケルトの大地母神的存在でもあった」と、講師の吉津成久・梅光学院大教授。少女時代、ノーラと遊び友達だった、という102歳になる老婦人とアイルランド留学中に知り合い、このときの対話から得た、ノーラの知られざるエピソードも紹介された。
※『CARA』10号に収録
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9月15日 | 公開講座 アイリッシュダンス ワークショップ 福岡市中央市民体育館 |
96年に続いて2度目の開催。会員を含め29人が参加。アイルランド伝統文化の紹介に努めているCCEジャパンのダンスクラスメンバーの指導。 | ||||
12月22日 | 定例会 / 講演 ドラゴンと蛇― ケルトと北欧神話から 九州の金印蛇紐まで― |
福岡市の志賀島から出土の金印は、アイルランド―北欧―中国―日本を結ぶ、動物様式のひとつの表象として捉えることが出来る。金印の握り部分の紐を通す穴がある蛇紐(じゃちゅう)を指して、論を展開したのは、講師の鶴岡真弓・立命館大教授。著書『装飾の神話学』などで、ユーロ・アジア―日本を横断する装飾美術の比較文明論を展開されている。太宰府市観世音寺の梵鐘の頂にある「龍頭」にも触れ、ユーラシア大陸とつながりが深い北部九州を際立たせた。
※『CARA』10号に収録
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■「沈める寺」への誘い
島松 和正・内科医院長
■最近のアイルランド事情
小島 一浩・熊本アイルランド協会長
■『ケルズの書』のルーツを訪ねて
瀬尾 登喜子・日本アイルランド協会理事
■ラフカディオ・ハーンとアイルランド
銭本 健二・島根大教授
■スコットランドのケルト紀行
エッセイスト 武部 好伸
■21世紀に向かって~「今、何故ケルトなのか」~ケルト文化に現代を読み解く
<講演>「森の時間」 C・W・ニコル氏
<対談>鶴岡 真弓・立命館大教授/ニコル氏
■レポート~ケルトの国 アイルランド研修の旅
山本 啓湖・日本ケルト協会代表
■あいるらんど通信
織田村 恭子 会員
【会員紹介】
ショーン・M・ライル神父
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