ケルト民族と映画 なぜアイルランド人は差別されるのか?
映画評論家 西村 雄一郎氏
アメリカの差別のなかで、黒人、ユダヤ人差別の次に来るアイルランド人差別。その理由とそれがどのように映画で描かれているか。そして、アイルランド系の映画人たちが、どのようなアイデンティティをもって、どんな映画を作っているか検証する。
映画評論家 西村 雄一郎氏
アメリカの差別のなかで、黒人、ユダヤ人差別の次に来るアイルランド人差別。その理由とそれがどのように映画で描かれているか。そして、アイルランド系の映画人たちが、どのようなアイデンティティをもって、どんな映画を作っているか検証する。
4月~7月 スコットランド ゲール語(初心者対象)
9月~12月 ゲ~ル語 (中級)

■アイルランド独立運動とイェイツ~
初期「ケルトの薄明」の情調を読む
木原謙一
■「アーサー王物語」の淵源をケルトに探る
~アーサーとマーリン
渡邊浩司
■アイルランド独立運動とイェイツ~
初期「ケルトの薄明」の情調を読む
木原謙一
■「アーサー王物語」の淵源をケルトに探る
~アーサーとマーリン
渡邊浩司
■アラン島と劇作家シング
~荒涼とした、岩盤の島と海を舞台として
古屋靖二
■W.B.イェイツ「鷹の泉」とダンサー伊藤道郎
徳永 哲
■会員投稿 マルタ旅行記2005
井上さくら
会報誌CARAバックナンバーご紹介
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The Celts 会場
帝京大学助教授 木村俊幸氏

■日本とケルト
鎌田東二
■響きあうケルトと山陰の民俗~小泉八雲のケルト回帰をめぐって
小泉 凡
■アイルランドと日本
~明治・大正期に日本の人々は
アイルランドから何を学んだか
上野 格
■手にまつわる怪談
~ハーン、ルファニュ、モーパッサン
平川裕弘
■ケルト文明とローマ帝国
鶴岡真弓
■ケルト・アイリィシュ音楽とダンスのつどい
■ケルト世界への誘い
~ケルト・アイルランド文化の交流展
■ケルト映画祭
■日本ケルト協会の歩み
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2005年日本ケルト協会の歩み
| 定 例 会 | ||
| 1月16日 | ケルト文明とローマ帝国 | 立命大学教授 鶴岡 真弓氏 |
| 4月17日 | アイルランド独立運動とイェイツ | 初期「ケルトの薄明」の情調を読む 北九州大学助教授 木原 謙一氏 |
| 7月24日 | アーサー王物語の淵源をケルトに探る | アーサーとマーリン 中央大学教授 渡邊 浩司氏 |
| 9月 | アラン島と劇作家シング | 荒涼とした岩盤の島と海を舞台として 西南大学教授 古屋 靖二氏 |
| 12月18日 | W.B.イェイツ 「鷹の泉」とダンサー伊藤道郎 |
日本赤十字国際看護大学教授 徳永 哲氏 |
| 特 別 企 画 | ||
| 11月13日 | ペトロゲラフ探訪 (8) | 九州国立博物館と宝珠山・甘木・朝倉周辺のヘトログラフ見学 |
| 輪 読 会 | ||
| 毎週第1金曜日 | Riders to the Sea by J.M.Synge | The Celts |
| 毎月第2火曜日 | ケルズの書 バーナード・ミーハン著 |
The Celts |
| アイリッシュダンス公開講座&自主練習会 | ||
| 1・4 ・6・7・10月 | 公開講座 | 中央体育館 |
| 5・6・8・9 11・12月 |
自主練習 | 中央体育館 |
| 語 学 講 座 | ||
| 4月~7月 | スコットランド ゲール語(初級者) | |
| 9月~12月 | ゲール語 | |
| 1月~3月 | ゲール語 | |
| 定 例 会 | |||
| 4月18日 | ケルトと日本 | 京都造形大学教授 鎌田東二氏 | |
| 6月 | 響きあうケルトと山陰の民俗 |
島根女子短期大学助教授 小泉 凡氏 | |
| 9月 | アイルランドと日本 | 明治・大正期に日本の人々はアイルランドから何を学んだか 成城大学名誉教授 上野 格 氏 |
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| 11月 | 手にまつわる怪談 | ハーン、ルファニ、モーパッサン 東京大学名誉教授 平川 祐弘氏 |
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| 特 別 企 画 | |||
| 5月30日 | ケルト映画祭
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| 10月10日 | ケルト・アイリッシュ音楽とダンスの集い アクロス福岡円形ホール |
ライア、アイリシュハープ、フィドル、ホイッスル、バウロンなどの楽器を使った演奏、ゲール語の歌やアイリシュダンス講座の受講者によるダンスを披露。最後は満席の会場の方々もステージに上がってダンスを楽しんだ。 | |
| 10月13日~17日 | ケルト世界への誘い ケルト・アイルランド文化の交流 |
写真パネルによるケルト・アイルランド文化紹介、小泉八雲が博多を訪れた際の関係資料。松江・八雲記念館パネルを展示。レクチャー&ワークショップでは、カリグラフィー、タティングレース、アイリシュクロッシェ、ケルト圏を旅してのお話。 ケルズの書(復刻版)と解体したケルズの書を一堂に展示。世界でも例のない展示方法は圧巻だった。 |
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| 11月 | ペトログラフ探訪 (7) | 阿蘇・西原・山の神 ペトログラフサイト | |
| アイリッシュダンス公開講座&自主練習会 | |||
| 2.4・6・8・10月 | 公開講座 | 中央体育館 | |
| 3・5・7・9月 | 自主練習 | 中央体育館 | |
| 語 学 講 座 | |||
| 4~7月 | スコットランド ゲール語 (初級者) |
中央市民センター | |
| 9月~12月 | ゲール語 中級 | 中央市民センター | |
| 1月~3月 | ゲール語 | 中央市民センター | |

■ブリテン島の昔話・伝説とケルト文化
飯田 正美
筑紫女学院大、福岡女学院大非常勤講師
■かみ ひと かたち――その後
ケルトと出会って知る「異文化の出会いと再生」
大野 忠男・上野学園大教授
■アイルランドに魅せられて
横井 久美子・シンガーソングライター
■アイルランド演劇の現在(いま)
3人のM(マクドナ・マクファーソン・ミッチェル)を中心に
河野 賢司・九州産業大国際文化学部
同大学院国際文化研究科教授
■「ケルト」紀行シリーズ
エッセイスト 武部 好伸 会員
■ミュンヘン便り 「スイスのケルト」
植澤 晴夫 会員
■ドイツ語圏のケルトを訪ねて
長野 信行 会員
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■ケルト・アイルランドへの関心―
その映像的文化的性質と背後にあるもの
風呂本 武敏・愛知学院大教授
■アイルランド現代美術事情私見
神谷 徹・京都造形芸術大講師
■漂泊者ジョイスの<こころ>をさぐる
作品と妻ノーラとの関わりを通して
吉津 成久・梅光学院大教授
■ドラゴンと蛇
-ケルトと北欧神話から 九州の金印蛇紐まで
鶴岡 真弓・立命館大教授
■ウクライナからロシアへ
津田 道弘 会員
■あいるらんど通信~バブル崩壊
織田村 恭子 協力会員
[会員紹介]
養蜂家・吉森 康隆氏
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| 2月 | 会報誌『CARA』第10号発刊 A4版・42ページ | |||||||||||||||
| 4月6日 | 定例会 / 講演 「ブリテン島の昔話・伝説とケルト文化」 |
「巨人退治のジャック」やアーサー王、魔女などの伝説が色濃く残る南西部のコーンウォール地方。この地を中心に訪ね歩き、人々との交流の中で「ケルトの原初的なエネルギーを強く感じたのは、自然にそうなったのではなく、伝説を大切にし意識的にケルト文化を取り込んだ結果だろう」と、飯田正美さん(筑紫女学園大・福岡女子学院大非常勤講師)。
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| 4月20日 | 「ペトログラフの里シリーズ」 第6回 日帰りバスツアー |
今回は古代海洋民族が残したとみられる巨石遺跡を求めて、熊本県の天草へ。現地案内はNPO日本巨石文化研究所理事長・武内一忠氏。姫戸町(04年3月、3町と合併して上天草市に昇格)の矢岳山頂近くのドルメンは、長さ12mの巨石が支柱石に支えられて不安定な格好で斜面に鎮座。五和町の「鬼の碁盤石」と呼ばれる巨石は、周囲から磨製石器が出土。いずれも祭祀用か。 | ||||||||||||||
| 6月8日 | 定例会/講演 ケルトと出会って知る「異文化の出会いと再生」 |
講師は上野学園大教授・大野忠男氏。アイルランドの墓石の巴文様はキリスト教伝来とともに消え、潜行の形をとる。それが200~300年後に渡来したゲルマン的組紐文様に刺激されたのか、十字の交点に巴文様が復活。この「ルネッサンス」と呼べる現象について「文化の変革のために必要なこと」との考察を展開した。
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| 9月7日 | 定例会 / 講演と音楽「アイルランドに魅せられて」 | 「The town I love so well」(私の愛した街)に出会って以来、アイルランドに惹かれた、というシングソングライターの横井久美子さん。歌の世界は幅広く、女性、母親の視点で社会を直視し、いろんな出来事を歌にしている。オリジナルソングのほか、アイリッシュハープやギターを弾きながらアイルランドの魅力を語り歌った。ポーチェ・アンジェリカ時代の歌も披露。
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| 12月14日 | 定例会 / 講演 アイルランド演劇の今 3人のM (マクドナ、マクファーソン、ミッチェル) |
いずれも30代の若手劇作家。家族への愛憎と暴力、語りの妙が特徴のマクドナ。マクファーソンは酩酊と性的放縦の中に哀愁を漂わす。反英武力闘争を経て疎外感がにじむミッチェル。とくに前者二人の競い合いがこれから楽しみ、と河野賢司・九州産業大国際文化学部および同大学院国際文化研究科教授。2004年はジョイスの『ユリシーズ』公演100周年に当り、同国の演劇動向に注目が集まりそう。
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| 12月18日 | ケルト・アイリッシュ音楽祭~ カラン・ケイシー Karan Casey in 福岡
※NTT夢天神ホール
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アイルランドを代表する伝統音楽界の女性ヴォーカリスト。「ソーラス」に参加して実力をつけ、脱退後に制作した『シール・メディスン』が高い評価を得た。来日は2度目、九州は初公演。聴衆の心を暖かく包み込む表現力はさすがだった、と鑑賞者たち。 | ||||||||||||||
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