料理家&フォトグラファー&エッセイスト・ 松井由美子さんの新刊です。30年目のアイルランドは、思いがけないコロナ禍と辺境へのお引越し。築150年の家で歴史を旅し、地元に溶け込んで、文化を共有する日々の生活。そこから紡ぎだされる芳醇なエッセイ。新境地へ踏み出したユミコ・ワールドをお楽しみください。
10月, 2021
アイリッシュダンス ワークショップ2021年
アイリッシュダンス ワークショップ2021年
11月28日(日)12:00~17:00
アイリッシュダンス愛好家・寺町靖子さんを迎えて、ワークショップを行います。
ステップを一通り確認して、その後 練習するための基礎を指導していただきます。
●スケジュール
12:00-14:00 | ダンス練習会1 | Introduction・準備運動 Priest and his Boots |
休憩 | ||
15:00-17:00 | ダンス練習会2 | Easy Reel |
●会 場 アンミックスビル ラブスタジオ B
福岡市中央区那の津1-3-7 ANMIX ビル 4階 ☎092-725-2558
●参加費 2000円
※靴について:普段履きの革靴でかまいません。(ローファー、パンプスなど)
持ち物:マスク、飲み物、タオル、メモなど
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10月, 2021
NHK(Eテレ)「グレーテルのかまど」
ケルト暦の万霊節の前に、10月18日(月)22時より NHK(Eテレ)で
「アイルランドのハロウィーン」の伝統のケーキと文化が放送されます。
秋の夜長をお楽しみください。
【地上波】
本放送(Eテレ)10月18日月曜日22:00~22:24
再放送(Eテレ) 10月20日 水曜11:05(総合) 10月25日 月曜10:25
【国際放送】
NHKワールドプレミアム 水曜(火曜深夜)1:05(日本時間)
【配信】でもご覧いただけます。
NHKプラス(見逃し配信1週間) NHKオンデマンド(2週間)
6月, 2021
耀け!キネマ 巨匠と俳優はかくして燃えた
4/25のケルトセミナーでは「ケルトの血を受け継ぐ映画人たち」というテーマで、映画評論家・西村雄一郎氏にケルト・アイルランド系の俳優や監督について、歴史的な背景と共に語っていただきました。
昨年11月に死去したショーン・コネリーをはじめ、ピーター・オトゥール、モーリン・オハラ、ジョン・フォード監督など等です。
西村氏の新刊「耀け!キネマ 巨匠と俳優はかくして燃えた」(ちくま文庫) が6/14に発売されました。
日本映画史を飾る秘話が紹介されています。
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12月, 2020
ケルトの樹木について〜アイルランドの樹木の実用と伝承〜
Niall MacCoitir著“Irish Trees – Myths, Legends & Folklore”(Cork, 2003)は、アイルランドの樹木についての実用的な知識や価値観や神話伝承や迷信などを一般読者向けに総合的に紹介した良書です。この本をもとに、初期アイルランド文学作品に登場する樹木や、現代に収録された民話に登場する樹木について話を広げ、アイルランド人が樹木や森について考えたことや、自然観や、世界観について翻訳家・平島直一郎氏にお話しいただきます。
日時 12月13日(日)14:00~16:00 於)あいれふ講堂
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11月, 2020
常若の国に行った日本のオーシンー浦島太郎の物語
アイルランドではコロナによる厳しいロックダウンが続いています。協力会員の大倉純子さん主宰の「八雲紙芝居劇団」も会場に出向いての公演活動ができず、その分、作品をビデオという形でYouTubeで公開しています。
ハロウィーン企画で制作されたビデオがYouTubeにアップされました。
”Japanese Oisín went to Tír na nÓg – The story of Urashima Taro”
「常若の国に行った日本のオーシンー浦島太郎の物語」
魔女に扮した語り部(シャナヒー)が、日本の浦島太郎説話とアイルランドのオーシン神話(常若の国に行ったオーシンが三年後に故郷に戻ったときには実は三百年が経っていた)の類似性から、日本と古代アイルランドのスピリチュアリティについて説明しています(浦島太郎の紙芝居が中に挿入されています)。言語はアイルランド語で、英語字幕付きです。
以前お知らせした「若返りの泉」は音楽の入れ替えのため休止中です。
「雪女」も以下のサイトで公開中です。
Video “Yuki On’na-Bean Sneachta-Snow Woman”
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10月, 2020
小泉八雲短編集「Sayonara」より「若返りの泉」アニメーションYouTube配信
小泉八雲短編集「Sayonara」より「若返りの泉」アニメーションYouTube配信
大倉純子&エンリー・マギーさんが中心となってゲール語訳を企画した小泉八雲短編集「Sayonara」を基に作成したビデオが、北アイルランド・アートカウンシルとデリー市役所の助成により制作されました。アイルランド語朗読、英語字幕付きです。
判りやすく楽しい内容なのでぜひご覧ください。
10月, 2020
吉津成久 重要文化財旧下関英国領事館 「英国・愛蘭文学サロン」 YouTube配信
吉津成久 重要文化財旧下関英国領事館 「英国・愛蘭文学サロン」YouTube配信
2015年から重要文化財旧下関英国領事館(下関市唐戸町)主催で2か月毎に開催されていた吉津成久・梅光学院大学名誉教授の「英国・愛蘭文学サロン」が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため1月18日(土)の第22回を最後に中断しています。過去の文学サロンのエッセンスを抽出して、新たな視点も交えて、3つの動画(各30分)にしてYouTubeで配信されています。3動画の共通テーマは「雪は天から送られたメッセージ」で、第1回と第2回はジェイムズ・ジョイスの「死せる人々」(The Dead) 、第3回はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「雪女」です。「死せる人々」については、2016年に吉津先生がケルト協会でお話しされたものとほぼ同じ内容です。現在、「旧下関英国領事館動画チャンネル」を通して視聴できます。文学サロンの第23回と第24回もYouTubeで配信されます。
- 第23回:文学や映画における「橋」の役割 (その2)
~ ジェイムズ・ジョイスの絵本『猫と悪魔』における「橋」~
2020年10月17日(土)公開
- 第24回:前編・後編: 遥かなる愛蘭(アイルランド)に思いを馳せて
~ ノーベル賞詩人シェイマス・ヒーニーとの出会いをもとに ~
2020年11月14日(土)公開
YouTube配信は初めての経験で、内容をはじめ、文言や音声などで不備な点が多々あるかと思いますが、視聴していただければ幸甚に存じます。(講師・談)
3月, 2020
夜楽塾2020「ヨットとパブと人生と」
夜 楽 塾 2020
「ヨットとパブと人生と」
穂坂 浩 会員
長年に渡り思い焦がれたパブを2017年に実家の博多区祇園町に開業。現在はアイリッシュパブ ザ・シップを経営する傍ら、本年開催される東京オリンピック セーリング競技の競技役員を務める予定。自らのお店では、オーナーシェフとして料理に腕を奮っている。
穂坂氏自ら足を運び安心安全な食材を見極め仕入れている。開業当時から人気の「ギネス衣の特製フィッシュ&チップス」、今年より展開している「朝引き鶏のチキン&チップス」は料亭のクオリティ。ミシュラン一つ星の割烹味美様とコラボし洋の中に和を取り込んだフードを展開している。
穂坂氏のイギリス国費留学中の経験と現地のパブ事情ならびに東京オリンピックセーリング競技での日本メダル獲得の可能性に関してお話しいただきます。
【プロフィール】 穂坂 浩 (ホサカヒロシ)
1967年、福岡市生まれ。1985年4月 富士ゼロックス(株)入社、2017年6月 同社早期退職、2017年7月 THE SHIP Public House を開業、現在に至る。
THE SHIP Public House 代表、 (公財) 日本セーリング連盟 オリンピック準備委員
- 日 時 5月9日(土)17:00~19:00
- 会 場 THE SHIP
福岡市博多区祇園町3-4穂坂ビル ☎ 092-271-5678 - 会 費 1オーダー以上<ドリンクはハッピーアワーなので20%off>
「夜楽塾」とは・・・・・・・日本ケルト協会会員を対象にした双方向のサロンです。ゲスト会員にケルト・アイルランドとの出会いや自分が興味を持って取り組んでいることなどを自由に語っていただき、参加者との交流や懇談を行っています。会員が対象ですが、紹介があれば会員以外の方にもご参加いただけます。
3月, 2020
ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン
ケルトセミナー「ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン」(4/19)延期のお知らせ
日本ケルト協会 ケルトセミナー 2020
ジェイムズ・ジョイスの文学と都市ダブリン
法政大学名誉教授 結城英雄 氏
ジェイムズ・ジョイスの主要な作品は、短編集『ダブリンの市民』(1914)、自伝的小説『若い芸術家の肖像』(1916)、『オデュッセイア』を枠組みとした『ユリシーズ』(1922)、死と復活の俗謡を基にした『フィネガンズ・ウェイク』(1939) の四作。どの作品も斬新な「盗み語り」でありながら、舞台はいずれも都市ダブリン。ジョイスが都市ダブリンに物語を貸し与えたと思われるが、逆に都市ダブリンの文化・政治・経済・宗教といった潜勢力によって人物や物語が構想されたとも言える。
本講演ではジョイスの文学と都市ダブリンのつながりを探るつもりである。
ジョイスの作品の時代背景は1880年代から1920年代までで、都市ダブリンはイギリスの植民地支配下にあった。ジョイスの文学はイギリスへの怨念を描いているのか、逆にイギリスの支配に甘んじるアイルランド人を批判したものなのか、あるいは同時代のイギリス系アイルランド人への敵意を力学としているのだろうか? その一方、ジョイスの文学をめぐる評価は本来、モダニズムからポストモダニズムにいたる、先鋭な文学的手法によるところが大きい。ジョイスの文学に対する今日的な評価は、10ポンド紙幣に巧みに表象されている。『ダブリンの市民』を中心に、具体的な物語や場面を取りあげ、ジョイスの文学の広がりを読み取りたい。
【プロフィール】 結城英雄(ゆうきひでお) 1948年高崎市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。法政大学名誉教授。著書に『「ユリシーズ」の謎を歩く』(集英社)、『ジョイスを読む――二十世紀最大の言葉の魔術師』(集英社)、『亡霊のイギリス文学――豊穣なる空間』(国文社、共編著)、『アイリッシュ・アメリカンの文化を読む』(水声社、共編著)など。訳書に『メタフィクション――自意識のフィクションの理論と実際』(泰流社)、『ダブリンの市民』(岩波書店)など。日本ジェイムズ・ジョイス協会会長。
●日 時 | 2020 年 4 月 19日(日) 14:00~16:00 (開場 13:30~) |
●会 場 | あいれふ講堂 (10 F) 福岡市中央区舞鶴 2-5-1 ☎ (092)751-2827 |
●参加費 | 一般 1,500 円 会員 無料 ※当日 会場で直接受付けます。 |
●主 催 | 日本ケルト協会 |
●後 援 | 福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団 |
日本ケルト協会事務局 福岡市博多区麦野1-28-44
Tel/Fax 092-574-0331
http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtic.or.jp
お問い合わせは事務局へ。