松本清張とケルト文化

日本ケルト協会25周年記念/ケルトセミナー

松本清張とケルト文化

               北九州市立松本清張記念館学芸員    柳原暁子氏

 1909年生まれの清張は、大正デモクラシーの時代に多感な少年時代を過ごしました。地方都市ながら文化的な環境にあったことから、外国文学にも親しんでいました。そのような中で,アイルランド文学やケルト文化に触れ、詩情を育んでいたことがわかります。また、イ乍家になってからは、積極的に海外取材をしており、文学の舞台や古代遺跡を巡っています。清張の足取りや、小説、エッセイからは、アイルランド文学やケルト文化に、晩年まで興味を持ち続けていたことが感じ取れます。
本セミナーでは、清張とアイルランド文学との出会い、清張作品におけるアイルランドおよびケルト文化、巨石文化への関心などについてお話し、清張の「ケルト」観に迫ります。

【プロフィール】柳原暁子(やなぎはらあきこ)
1998年、梅光女学院大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程終了。現在、北九州市立松本清張記念館学芸員。
企画展「松本清張と菊池寛」、「一九〇九年生まれのイ乍家たち一大岡昇平・中島敦・太宰治・埴谷雄高・松本清張」、「松本清張と東
アジアー描かれた〈東アジア・東南アジア〉読まれる〈清張〉」(共同担当)、「世界文学と清張文学」、「清張オマージュ展」などを手
がける。論文「松本清張 翻訳論-その受容と世界文学へのまなざし」(「松本清張研究」2014年)、「松本清張と水村美苗の『嵐
が丘』イ本騏一日本近代文学の豊かさと乏しさ」(「松本清張研究」2015年)、「『黒地の絵』論一松本清張が北九州から見つめた世
界」(「松本清張研究」2016年)、「消えた男をめぐっで一松本清張と村上春樹」(「松本清張研究」2017年)、「昭和の終焉と呪術の
世界一松本清張と村上春樹」(「松本清張研究」2018年)など。

講 師 柳原暁子
日 時 2019年6月23日(月・祝日) 14:00~16:00(13:30開場)  
会 場 あいれふ講堂 [健康づくりサポートセンター 10F] 福岡市中央区舞鶴2-5-1   ☎ 092-751-2827
 参加費   一般1500円  会員 無料 *当日会場で直接受付ます。
主 催 日本ケルト協会     http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtlic.o
後 援 福岡市 、(公財)福岡市文化芸術振興財団
日本ケルト協会事務局   福岡市博多区麦野1-28-44 Tel/Fax092-5了4-0331
http://www.celtic.or.jp keiko-yoceltic.or.jp
お問い合わせは事務局へ

【延期】研修の旅 日本ケルト協会縄文街道シリーズN0.10

※延期になりました。

日本ケルト協会縄文街道シリーズN0.10   参加者募集/福岡発着

天草の縄文遺跡を訪ねる
~縄文遺跡と世界遺産・潜伏キリシタンの集落~

天草諸島は熊本県の西岸中央部、西に向かつて突出した宇土半島のさらに西側に展開する島々です。大小約120の島からなり、北側に有明海、南側に不知火海(八代海)、西側は東シナ海に囲まれています。天草諸島に縄文時代の遺跡が確認されたのはここ半世紀のことで、現在210ケ所を超える遺跡が確認されています。発掘調査が実施された遺跡は10ケ所に満たないが、その成果は極めて興味深いものです。足形土器や中期・後期前半の土偶等の東日本的な遺物が多く認められ、縄文人の移動を考慮させます。遺跡の性格も多様で貝塚には外洋性、内湾性の両者が存在し、ここ2年間に2ケ所の貝塚が発見されるなど、まだ発見されていない数多くの貝塚の存在が予想されます。海底遺跡の存在が多いことも謎です。海進海退で説明がつくのか、他の地殻変動が原因なのか、解明すべき謎は数多<残されています。
この機会にぜひ天草の縄文遺跡と世界遺産群の見学をお勧めいたします。

《スケジュール》

6月8日(土) 博多駅筑紫口発9:00→宇土市・轟貝塚→宇城市三角町・浜ン洲貝塚→(昼食)→
上天草市柳遺跡(小波戸遺跡)→十万山→天草大矢遺跡→天草歴史民俗資料館→本渡泊
6月9日(日) 宿舎発9:00→牛深海彩館→崎津世界遺産群→(昼食)→天草西海岸(妙見ヶ浦)→
沖ノ原遺跡→五和歴史民俗資料館→博多駅着19:00

※交通状況や天候によりスケジュールの変更を行う場合がありますo

 同 行 講 師  元福岡市教育委員会文化財部長 山崎純男
 日    時  2019年6月8日(土)~9日(日)午前8時50分   博多駅筑紫口一大型バス駐車場集合
 参 加 費  一般48.500円  会員47,500円  (バス代、宿泊費、昼・夕食代、保険料などを含む)
 定    員 15名  (最少催行人員10名)
 企    画 日本ケルト協会     福岡市博多区麦野1-28-44 ☎ ・Fax 092-574-0331

◆旅行取り扱い  ㈱つくしの観光バス 福岡市中央区天神5-9-13-2F Tel)092-714-2110担当:樋口
(福岡県知事登録国内旅行業者第3-498号)
◆予約・お問い合わせ日本ケルト協会事務局 福岡市博多区麦野1-28-44 Tel/Fax)092-574-0331
http://www.celtic.0rjp keiko-yoceltic.0rjp
※最少催行人員に達しない場合は延期となりますので、予約を5/19までにお願い致します。FAX)09Z-574-0331

輪読会2019 ダブリン市民

輪読会2019 ダブリン市民

毎月第1金曜日、夕方6時から8時まで、主にアイルランドの作家を中心に原書による輪読会を行なっています。これまでイェイツやシングやジョイスなど、アイルランドを代表する文学者の作品を読んできました。
今回は輪読会2019 ダブリン市民

講 師 日本ケルト協会会員 木村俊幸
日 時 毎月第1金曜日  18:00~20:00
テキスト ジェームス・ジョイスの短編集「ダブリン市民」(DUBLINERS)
場 所 「健康づくりサポートセンター 」あいれふ研修室
     福岡市中央区舞鶴2-5-1 ℡ 092-751-2827
*The Celts(ザケルツ)から移動しました。
参加費 1,000円
定 員 10名
会員を対象とした少人数の学びの会です。
途中からの参加も可能です。 開催日時が変更になる場合があります。
初めて参加の方はお電話にてお問い合せ下さい。
担当:前川 090-2517-3046

ケルトとユーロ=アジア文明の【自然信仰】~神話と芸術における「生命循環」~

日本ケルト協会25周年記念/ケルトセミナー

ケルトとユーロ=アジア文明の【自然信仰】~神話と芸術における「生命循環」~

 多摩美術大学教授 鶴岡真弓氏

アイルランドや日本列島の文明のように、先史時代から現代まで、ユーラシア大陸と、それに連なる島国の民族は、【自然の生命力】を怖れ敬い、【生きとし生けるものの生命循環】を、多くの「神話」・「伝説」に語り、「美術」「工芸」にまで表現してきました。なかでも、ヨーロッパ文明の「古層」を形成して今日まで伝統を絶やさない【ケルト文化】の人々は、【動物・植物・鉱物】のすべての「いのち」をみつめる農耕牧畜文化と金属民としての大地と地下世界までみつめてきました。
今回の記念講演は、受賞作(『ケルト再生の思想:ハロウィンからの生命循環』:ちくま新書)のテーマである「死から再生」「生命循環」をキーワードにして、精霊である鹿や、宿り木などの物語とシンボルをめぐってお話し、ケルト文化根底にある生命思想を解き明かします。

【プローフィール】 鶴岡真弓
早稲田大学大学院修了、ダブリン大学トリニティ・カレッジ留学。現在、多摩美術大学・芸術人類学研究所所長・教授。ケルト芸術文化&ユーロ=アジア芸術文明交流史研究。西はアイルランドから東はシベリアにわたって探査。主書「ケルト/装飾的思考」「ケルト美術」「ケルト再生の思想」(筑摩書房)、「ケルトの想像力」(青土社)、「装飾する魂」 「ジョイスとケルト世界」 「京都異国遺産」(平凡社)、「装飾の神話学」 「ケルトの歴史(共書)(河出書房新社) 「阿修羅とジュエリー」(イーストプレス)「すぐわかるヨーロッパの装飾文様」(東京美術) 「装飾デザインをよみよく30 のストーリ」(日本ヴォーグ社)。主訳書ミーハン「ケルズの書」(岩波書店)他、映画「地球交響曲第一番」でアイルランドの歌姫エンヤ共演。NHK[チコちゃんに叱られる」等出演。日本ケルト協会顧問。

講 師  鶴岡真弓氏
日 時 2019年4月29日(月・祝日) 14:00~16:00(13:30開場)  
会 場 あいれふ講堂 [健康づくりサポートセンター 10F] 福岡市中央区舞鶴2-5-1   ☎ 092-751-2827
 参加費   一般1500円  会員 無料 *当日会場で直接受付ます。
主 催 日本ケルト協会     http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtlic.o
後 援 福岡市 、(公財)福岡市文化芸術振興財団
日本ケルト協会事務局   福岡市博多区麦野1-28-44 Tel/Fax092-5了4-0331
http://www.celtic.or.jp keiko-yoceltic.or.jp
お問い合わせは事務局へ

アイルランドコールを歌おう

日本ケルト協会
<アイルランドを語る会> 

Sayonara
~小泉八雲暗唱読本・アイルランド語版出版記念朗読会~

Sayonara ~小泉八雲暗唱読本・アイルランド語版出版記念朗読会~
Sayonara ~小泉八雲暗唱読本・アイルランド語版出版記念朗読会~

小泉八雲の短編集が、史上初めてアイルランド語に訳されてアイルランドで出版されました。企画を進めた大倉純子さんの帰国にあわせて、日本語・アイルランド語のバイリンガル朗読会を催したいと思います。
皆さんよくご存知の八雲のお話をアイルランド語の響きで聞いてみませんか。
アイルランド語はエンリ・マギーさん、日本語は岩瀬ひさみ会員が担当します。お気軽にご参加ください。

【プロフィール】
エンリー・マギー:デリー市出身、1974年から2006年まで日本在住。現在はアイルランド共和国と北アイルランドの国境近く(アイルランド共和国・ドニゴール)に在住。趣味はアイルランド語・アイリッシュミュージック。最近は般若心経の読経に凝っている。
大倉純子:福岡市出身、2006年に夫のエンリー・マギーとアイルランド共和国ドニゴールに移住。2014年から、デリー・ドニゴールの日本出身者・日本文化愛好家たちとともに、日本文化を通して地域の多文化共生に貢献する北西日本文化グループの事務局。


●日 時 3月 28日(木)18:30~20:00  
●会 場 The Celts 福岡市中央区警固1-1-23  ☎ 092-714-0112
●会 費 1,500円 (1ドリンク付)

     ※当日直接 受付にてお支払いください。


日本ケルト協会事務局
福岡市博多区麦野1-23-44 ☎・FAX 092-574-0331
http://www.celtic.or.jp  keiko-y@celtic.or.jp

St.Patrick’s Day Parade in fukuoka

St.Patrick’s Day Parade in fukuoka

今日はあなたもアイリシュグリーンを身につけて、パレードに出かけよう!

毎年3月17日はアイルランドの守護聖人パトリックを讃える祝日ですが、今では「アイルランドに関わるお祭り」として、世界中の主要都市でパレードやフェスティバルが開催されています。シンボルカラーの緑色の物を身に着けて、パレードへ出かけよう!
福岡市のマスコットキャラクター、妖精”グリッピ”も登場。豊かな木々や美しい花々の世界に住む妖精はアイルランドにもすんでいます。というわけで妖精の仮装大会も開催!
2019年10月12日には東平尾公園・博多の森球技場でラグビーワールドカップ日本大会のアイルランド対サモワ戦が行われます。このパレードを機会により多くの方々に知っていただき、アイルランドとの友好の輪をさらに深めてまいりましょう。

 ●前夜祭  3月16日(土)19時~    場所 The Celts
村嶋&ヒカルと地元のミュージシャンによるフリーセション形式。ダンスの簡単なスッテプも披露。どなたでも参加歓迎です。

日 時 2019年3月17日(日) 13:30~15:00 (13:00より受付開始)  
場所 新天町商店街 福岡市中央区天神2-9
 内容 パレード、アイリシュ音楽及びダンスの披露、妖精仮装大会、抽選会
参加費  無料 *当日、受付にて参加登録をしていただきます。
 主催  日本ケルト協会
協力 新天町商店街、アイリシュネットワークジャパン、ラグピーワールドカップ2019福岡開催推進委員会
 後援  アイルランド大使館、福岡県、福岡市、春日市、(公財)福岡市文化芸術振興財団、(公財)福岡県国際交流センター、福岡EU協会、福岡文化連盟、(一社)つくし青年会議所、九州大学EUセンター(JMCoE-Q)、,朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、RKB毎日放送、九州朝日放送、TNCテレビ西日本、TVQ九州放送、FBS福岡放送、J:CPM福岡、LOVE FM、cross fm、Fukuoka Now
協催  THE HAKATA HARP . The Celts . PUBキリン .  KIRIN
 日本ケルト協会事務局  福岡市博多区麦野1-28-44 Tel/Fax092-574-0331
http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtic.or.jp
お問い合わせは事務局へ

アイリッシュダンス2019

アイリッシュダンス2019

当会では1996年から折に触れてアイリッシュダンスの講座を設けてきました。
2019年もアイリッシュダンスをより多<の方々に親しんでいただくために普及講座を継続して行います。当会独自の講師によって、全く初めての経験がない方でも判りやすく、基礎ステップからダンス曲を踊れるように指導していきます。対象は子供~大人まで、年齢制限はありません。この機会にアイリッシュダンスに親しんで、その楽しさに触れてみませんか!
どうぞお気軽にご参加ください。

講  師 日本ケルト協会アイリッシュダンス講師 青木トモエ 氏
 時 間  13:20~15:40(開場13:00)
H31年1月20日(日)  アクロス練習場(2) 13:20~15:40 受付13:00    基礎スッテプ セットダンス
2月17日(日)  アクロス練習場(2) 13:20~15:40 受付13:00    基礎スッテプ セットダンス
 3月10日(日)  アクロス練習場(2) 13:20~15:40 受付13:00    基礎スッテプ セットダンス
 4月14日(日)  アクロス練習場(2) 13:20~15:40 受付13:00    基礎スッテプ セットダンス
  5月12日(日)   アクロス練習場(2) 13:20~15:40 受付13:00    基礎スッテプ セットダンス
  6月9日(日)  アクロス練習場(2) 13:20~15:40 受付13:00    基礎スッテプ セットダンス
 場 所 アクロス福岡  アクロス練習室 (随時部屋が変わります)
福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡B2F
TEL092-725-9113
指 導  日本ケルト協会アイリッシュダンス講師 青木トモエ 氏
 参加費
会員1000円 (要入会)見学歓迎!!
※当日直接受付でお支払い下さい
 対 象 子供(小学生)から大人まで
 服 装 服装は動きやすいもの。
靴は運動靴やバレーシューズ。
底が厚くなくて抵抗感が少ないもの、皮底でも可。
主 催 日本ケルト協会
予約申し込み メールアドレス keiko-y@celtic.or.jp
Fax 092-574-0331  山本

輪読会 谷間の影・海へ乗り行くもの

輪読会 谷間の影・海へ乗り行くもの

毎月第1金曜日、夕方6時から8時まで、主にアイルランドの作家を中心に原書による輪読会を行なっています。これまでイェイツやシングやジョイスなど、アイルランドを代表する文学者の作品を読んできました。
今回は「谷間の影・海へ乗り行くもの」。

講 師 帝京大学教授 日本ケルト協会会員 木村俊幸
日 時 毎月第1金曜日  18:00~19:30
場 所 The Celts(ザケルツ)
     福岡市中央区警固1-1-23 KIKUEビル1F
℡092-714-0112
参加費 各回1000円(1ドリンク付き)
定 員 10名
会員を対象とした少人数の学びの会です。
途中からの参加も可能です。 開催日時が変更になる場合があります。
初めて参加の方はお電話にてお問い合せ下さい。
担当:田中昭子

“Eco-Poetics”と<存在>の詩学 一シェイマス・ヒーニーとロマン派風景詩・画の伝統一

日本ケルト協会/ケルトセミナー

  “Eco-Poetics”と<存在>の詩学
一シェイマス・ヒーニーとロマン派風景詩・画の伝統一

西南学院大学名誉教授 江崎義彦氏

2013年夏、惜しまれて逝去した、「現代アイルランドの詩神(橋本槙矩氏)」、Seamus Heaney(1939-2013)に、私の心にいつまでも響く言葉があります。
“We are dwellers,we are namers, we are lovers, we make homes and search for our histories。”(原文のまま)
一見何気ない言葉のように聞こえますが、北アイルランドの片田舎で、カトリック教徒として育ち、いわゆる<動乱(the Troubles)>を耐え抜いたヒーニーにとっては、のっぴきならぬ、魂の底からの叫びに近い言葉であったと思います。
今回は、この言葉を起点として、<住む(dwelling)>こと、<名付ける(naming)>こと、そして<家を創造すること(making homes)>(これが私のタイトルの“eco”=oikos十“poetics”=poiesisの原義)という3つのテーマを中核に置いて、それらのことを、ドイツの哲学者ハイデッガーの<存在論>をも援用しつつ、視野を広げてヨーロッパ近代の詩と絵画(特に風景画)の歴史のなかに探ってみたいと考えます。
お話の大まかな見取り図として、①特にヒーニーが共感したイギリス・ロマン派の詩人ワーズワス(1770-1850)を起点として、オーストリアの詩人リルケ(1875-1926)を中間に置く形で、ヒーニーに至る「詩の流れ」を、②そのワーズワスと同時代に活躍した画家コンスタブル(1776-1837)を出発点として、これまたヒーニーが愛した、セザンヌ(1839-1906)に至る「風景画」の流れを追いかけてみます。そして、その①の「詩」と②の「絵画」が合流する作品群の本質を<存在の詩学>と命名し、その実態を探ります。その際に、同じ<<住むこと>を探求した我が松尾芭蕉と、ヒーニーの交響についても少しだけお話し出来るかもしれません。

《プロフィール》 江崎 義彦 (えさきよしひこ)
九州大学大学院・英文学専攻修士課程修了後、九州産業大教養部(4年間)、西南学院大学
文学部(41年間)で教鞭を取り、2017年3月に同大学を定年退職。専門分野は、イギリス・ロマン派の詩.T.S.エリオットを中心とした英米モダニズム、及びヒーニーを中心とするアイルランド現代詩。退職後の現在も、同じような分野に興味を持ち、雑学・乱読中。
ワーズワス、シェリー、キーツなどのロマン派の詩、ヒーニー詩に関する論文を、大学の論集や各種学会誌に多数発表。翻訳に、W.クーム作『シンタックス博士のピクチャレスク旅行(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)』(西南学院大学)』他。なお、大学生用英語教科書(江崎編注)『絵画の鑑賞法一特に風景画を巡って』(松柏社)がある。

講 師  江崎 義彦氏
日 時 2018年12月9日(日) 14:00~16:00 (13:30開場)  
会 場
あいれふ講堂 [健康づくりサポートセンター 研修室A あいれふ8F]
福岡市中央区舞鶴2-5-1   ☎ 092-751-2827
 参加費   一般1500円  会員 無料 *当日会場で直接受付ます。
主 催 日本ケルト協会     http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtlic.o
後 援 福岡市 、(公財)福岡市文化芸術振興財団
 日本ケルト協会事務局  福岡市博多区麦野1-28-44 Tel/Fax092-5了4-0331
http://www.celtic.or.jp keiko-yoceltic.or.jp
お問い合わせは事務局へ

定例会 アイルランドのラグビーいろいろ

日本ケルト協会・ケルトセミナー/福岡アイルランド協会併設記念

アイルランドのラグビーいろいろ

アイルランド研究家  犬石万蔵氏

 2019年にラグビーワールドカップ日本大会が開催されます。福岡では10月12日にアイルランド戦
が博多の森球技場で行われます。長年に亘ってアイルランドのラグビーについて研究されている
犬石万蔵氏にお話を伺います。

第1部 13:00~14:30「アイルランドのラグビーいろいろ」
アイルランドで人気を集めているスポーツや現状、アイルランド代表チームやIRFU(アイルランド・
ラグビー協会)に属する各クラブチームについて映像を交えて語っていただきます。
 第2部14:45~16:45 「日本でアイルランド代表をサポートする極意」
世界中から来日するアイルランド・サポーターとの交流の仕方やアイルランド代表チームを迎える
にあたってのマナーなど役に立ちそうな秘訣をお話しいただきます。

《プロフィール》 犬石万蔵(いぬいし まんぞう)
札幌出身・東京都在住。学生時代にヒンドゥー教を学び、教員生活を経て、40歳前半にアイルランドの生活を約1年半楽しんだ。 Co. Mayoのゴング村のパブの2階に滞在し、朝から晩まで村人と遊んでいた。ラグビーは地元のバランローブ・クラブの応援をして、ダブリンに出かけたときは、IRFUを訪ねていろいろな情報をもらった。帰国後は全国チェーンの予備校で世界史を担当し(福岡校でも指導)、現在はアイルランドについての講話や執筆を行っている。

講 師  犬石万蔵氏
日 時 2018年11月18日(日) 13:00~16:45 (12:30開場)  
会 場
あいれふ講堂 [健康づくりサポートセンター 10F]
福岡市中央区舞鶴2-5-1   ☎ 092-751-2827
 参加費   一般1500円  会員 無料 *当日会場で直接受付ます。
主 催 日本ケルト協会     http://www.celtic.or.jp keiko-y@celtlic.o
後 援 福岡市 、(公財)福岡市文化芸術振興財団
日本ケルト協会事務局   福岡市博多区麦野1-28-44 Tel/Fax092-5了4-0331
http://www.celtic.or.jp keiko-yoceltic.or.jp
お問い合わせは事務局へ