日本ケルト協会

わたしはマリモ I am Marimo

わたしはマリモ  I am Marimo 木島聖悟・さく 若菜 勇・監修 大野光子・英訳 発行所:マリモでく しろを盛り上げ隊

木島聖悟・さく 若菜 勇・監修 大野光子・英訳 発行所:マリモでく しろを盛り上げ隊

日英2か国語訳の絵本「わたしはマリモ」は、北海道・釧路市の阿寒湖にしか生息しないマリモの生態が見事に描かれています。国際的に広めたい絵本として英訳ボランティアを引き受けられたのは、アイルランド文学研究者の大野光子・愛知淑徳大学名誉教授。8月24日からの「マリモストリートまつり」に参加されて、絵本の読み聞かせをされました。(英訳者の大野光子氏は2011年10月2日のケルトセミナーで「イェイツと女性たち―過去、そして現在」について講演)

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輪読会延期のお知らせ

輪読会は9/4の予定でしたが、コロナ感染が落ち着かないので延期になりました。

日にちは随時お知らせいたします。

輪読会をお待ちいただいておりました方々には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

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紅茶のお伴に楽しい「ベイリーズ味のビッキー」レシピ

当会のケルトセミナーで「アイルランドの食文化」(2012年12月)についてお話しいただいたアイルランド在住の料理家・松井ゆみ子さんが、西北部のスライゴーにこの6月に引っ越されました。コロナ禍の中でのお家メニューのご紹介をいただきました。紅茶のお伴に楽しい「ベイリーズ味のビッキー」です。Bickyはビスケットの愛称です。チャレンジされてみてはいかがでしょうか。

またロックダウン中にアイルランドの旬の食材や料理の話、レシピなどを紹介した料理ブログ「ゆみ子のサバイバルクッキング」が始まりましたので、お知らせさせていただきます。

 

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輪読会 ※延期

※コロナウイルス感染拡大防止と安全性の観点から「延期」とさせていただくことに致しました。次回の日程につきましては改めてお知らせいたします。

指導 西南学院大学講師 木村俊幸 氏

9月4日(金)18:00~20:00  健康づくりサポートセンター 研修室

ケルト文化圏の文学作品を読んでいます。現在のテキストはジェイムズ・ジョイスの「ダブリン市民」の中の「The Dead」を読んでいます。

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    ケルトの樹木について ~アイルランドの樹木の実用と伝承~

    講師 翻訳家・西南学院大学講師 平島直一郎 氏

    12月 13日(日)14:00~16:00. (13:30開場)  あいれふ 講堂<10F>

    アイルランドの樹木について実用的な知識、価値観や伝承について総合的に紹介した本、Niall MacCoitir著 “Irish Trees – Myths, Legends & Folklore”(Cork, 2003)をもとに、初期アイルランド文学作品や現代の民話に登場する樹木を取り上げながら、アイルランド人が樹木や森について考えていたことや、自然観・世界観について考えてみます。

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      古代「ケルト」の残照 ~オッピドゥム(要塞都市)を巡って〜

      古代「ケルト」の残照 ~オッピドゥム(要塞都市)を巡って〜

      講師 エッセイスト・関西大学非常勤講師 武部好伸 氏

      10月 18 日(日)14:00~16:00. (13:30開場)  あいれふ 講堂<10F>

      ヨーロッパ各地に点在する古代ケルト人の定住地跡・オッピドゥム(要塞集落)の現状と過去の営みを通して、その暮らしぶりや社会を考えてみます。同時にオッピドゥムとよく似たイギリス本島のヒルフォート(丘砦)やアイルランド島のリングフォート(防御機能を持つ円形の建物)についても言及。古代ケルトの世界に浸ってみませんか。

      スペイン北西部 ガリシア地方のヴィラドンガ遺跡
      スペイン北西部 ガリシア地方のヴィラドンガ遺跡

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        ケルトセミナー「ケルトの樹木について」(6/14)延期のお知らせ

        6月度のケルトセミナーをコロナウイルス感染拡大防止と安全性の観点から「延期」とさせていただくことに致しました。

        セミナーをお待ちいただいておりました方々には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

        日本ケルト協会

        大坪美穂氏(アーティスト)と大野光子氏(文学研究/翻訳家)による作品がYouTubeでご覧になれます。

        2020年ヨーロッパ文化首都・ゴールウェイで4月開催予定の展覧会に招聘されていた大坪美穂氏の作品展「海界」(うなさか)が新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

        大坪美穂氏は大野光子氏の訳によるヌーラ・ニー・ゴーノルの詩集に触発されて作品を制作されています。4月の展覧会は中止になりましたが、EU・ジャパンフェスト日本委員会の助成で、小高雄平氏(ビデオグラファー)編集の映像「ヌーラ・ニー・ゴーノルに捧げる大坪美穂作品集」が紹介されています。

        作家で環境保全活動家のC・W・ニコルさん(79歳)が4月3日に亡くなられました。

        作家で環境保全活動家のC・W・ニコルさん(79歳)が4月3日に亡くなられました。

        C・W・ニコルさんはウェールズ出身で、17歳からカナダやアフリカで大自然を相手に環境問題に取り組み、1995年に日本国籍を取得。日本の美しい自然を愛し、その魅力を長年にわたり発信するとともに、長野県に居住して1986年から植林活動を開始して荒廃した森の再生に尽力されました。

        当会では2000年4月23日に住吉神社 能楽殿(福岡市博多区住吉)の5周年記念フォーラムで「今、何故ケルトなのか」というテーマでお話しをいただきました。ウェールズの少年時代における不思議な予知能力を持つ祖母との会話や原生林の「妖精の園」でウサギと遊んだこと、日本のブナ林を見て永住を決めたこと等など、ケルトの血を引く自然児らしい体験を披露されました。ご冥福をお祈り申し上げます。